たぬきのほこら
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箍が外れたのね
こんなに
悔しいとは。
悲しいとは。
思わなかった。
・・・狸です。
今日は本番でしたよ、と。
“吹くフリ”は、
しませんでした。
やけくそで吹きました。
というか、音を、出しました。
だってもう、
数えるほどしか残ってない舞台なんだもの。
後、二回?
ううん、
一回かも知れない。
そんなだから。
吹かなきゃ、
莫迦みたいじゃないですか。
下手は下手なりに。
たとえ自己満足でも。
自信と、
培ってきたもの。
奪われて、
何が残るの?
・・・きっと、何も―――。
“あたし”っていう人間は、
そんな、
一見すると下らないモノの上に成り立ってるの。
それが無くなった、
その虚無感に、
建前だけは耐えてたの。
笑って、
ふざけて。
そんなところを突かれて、
逆に、やる気を取り戻せるほど、
あたしは強くない。
辛うじて止まってた“箍”を、
外されたら、
もう駄目だよ。
今日のあたしはきっと、
ここ5年くらいの間で一番、
弱かったから。
こんなんじゃ、
自負してた長所も失くしちゃったみたいだね。
“立ち直りが早い”
それも、
奪われちゃったか・・・
久し振りに、参ってます。
誰か。
・・・誰か?
助けて。
・・・助けて?
ふん、笑わせてくれるじゃないの。
ノシ
欲しい言葉を、ちょうだい。
悔しいとは。
悲しいとは。
思わなかった。
・・・狸です。
今日は本番でしたよ、と。
“吹くフリ”は、
しませんでした。
やけくそで吹きました。
というか、音を、出しました。
だってもう、
数えるほどしか残ってない舞台なんだもの。
後、二回?
ううん、
一回かも知れない。
そんなだから。
吹かなきゃ、
莫迦みたいじゃないですか。
下手は下手なりに。
たとえ自己満足でも。
自信と、
培ってきたもの。
奪われて、
何が残るの?
・・・きっと、何も―――。
“あたし”っていう人間は、
そんな、
一見すると下らないモノの上に成り立ってるの。
それが無くなった、
その虚無感に、
建前だけは耐えてたの。
笑って、
ふざけて。
そんなところを突かれて、
逆に、やる気を取り戻せるほど、
あたしは強くない。
辛うじて止まってた“箍”を、
外されたら、
もう駄目だよ。
今日のあたしはきっと、
ここ5年くらいの間で一番、
弱かったから。
こんなんじゃ、
自負してた長所も失くしちゃったみたいだね。
“立ち直りが早い”
それも、
奪われちゃったか・・・
久し振りに、参ってます。
誰か。
・・・誰か?
助けて。
・・・助けて?
ふん、笑わせてくれるじゃないの。
ノシ
欲しい言葉を、ちょうだい。
by tanuki-shrine
| 2007-04-30 23:18
| 語り